この記事でご紹介する「ザ・ロック」は1996年公開の軍事アクション映画。自分達を捨て石にしてきた国家に対し反旗を翻した海兵隊准将(エド・ハリス)が、反乱の拠点に選んだのが「ザ・ロック」ことアルカトラズ(元)刑務所だった。
これを制圧すべく差し向けられた米海軍特殊部隊SEALsが、アドバイザーとして帯同させたのは、イギリスMI6の元スパイ(ショーン・コネリー)とFBIの化学兵器のスペシャリスト(ニコラス・ケイジ)という凸凹コンビだった。
この映画を観るか迷っている方は、後でご提案する ”ジャッジタイム” までお試し視聴する手もあります。これは映画序盤の、作品の世界観と展開が ”見えてくる” 最短のタイミングのことで、作品が気に入らなかった場合に視聴を離脱する目安タイムです。
もし、この映画が気に入らなかった場合でも、このジャッジタイムで観るのを止めちゃえば時間の損切りができます。タイパ向上のための保険みたいなものです。
この映画を初めて観る方のことも考えて、ネタバレなし で、作品の特徴、あらすじ(ジャッジタイムまでに限定)、見どころを書いて行きます。この映画の予習情報だとお考えください。
この映画を観るかどうか迷っている人、観る前に見どころ情報をチェックしておきたい人 のことも考え、ネタバレしないように配慮しています。
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ドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーのヒット・メイカー製作コンビに、マイケル・ベイ監督、そして、ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリスの実力派俳優という強力布陣が世に送り出した傑作アクション。
本作は力技アクションに終始せず、ストーリーに二重三重に因縁を絡め、ドラマ作品としても見応えのある一級品に仕上がった大ヒット映画。この記事をサクッと読んで、より一層この映画を楽しめるように予習しませんか?
ジャッジタイム (ネタバレなし)
この映画を観続けるか、見限るかを判断するジャッジタイムですが、
- 上映開始から26分40秒のタイミングをご提案します。
この辺りまでご覧になると、この映画の小気味よいテンポと世界観が捉えられます。そして、物語の背景と端緒、そして主要登場人物の関わり合いがつかめ始めます。
好きか嫌いか、観続けるか否か判断する最短かつ最適なタイミングとしてご提案します。
概要 (ネタバレなし)
この作品の位置づけ
「ザ・ロック」(原題:The Rock) は、1996年公開の軍事アクション映画。世界各地の紛争地帯で秘密裏に行われる偵察作戦に参加する海兵隊員は、その任務中に戦死すると、政治的忖度によってその経緯全てが闇に葬り去られ、遺族に状況説明もなされなければ適切な補償金も支給されないというのが物語の下敷き。
この国家の裏切りともいうべき非道な仕打ちに対して、海兵隊ハメル准将(エド・ハリス)が義憤に駆られ、部下を率いて反乱を起こすというのがストーリーのたて糸である。そして、その反乱軍が拠点に選んだのが ”ザ・ロック” こと、サンフランシスコのアルカトラズ(元)刑務所というのが作品タイトルの由縁。
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ただし、そのエド・ハリスは本作品の主役ではなくあくまでも脇役。主役となるのはショーン・コネリーとニコラス・ケイジの2人。ショーン・コネリーは、アルカトラズ刑務所から脱獄した実績があるイギリスMI6の元スパイに扮する。一方のニコラス・ケイジは、ハメル准将(エド・ハリス)が盗み出した化学兵器対策として召喚される、FBI所属の化学兵器の専門家に扮する。
国防総省は、アルカトラズ島に籠る反乱軍を制圧すべく海軍の特殊部隊であるNavy SEALs を差し向けるが、その隊に上述の主役2人をアドバイザーとして帯同させる。これが物語の横糸となる。こうして大義名分を掲げた反乱軍と、一癖も二癖もある主役2人の対決により、勧善懲悪とは一線を画した物語が進んでいく。
”ザ・ロック” ことアルカトラズ刑務所
アルカトラズ刑務所は、サンフランシスコ湾に浮かぶ小さな島、アルカトラズ島にある。歴史的には、1852年にこの島に灯台が建てられ、以来、軍事要塞、軍事監獄、そして1963年まで連邦刑務所として使われ、現在は合衆国国立公園局の管理下の観光地になっているという変遷がある。
公式には、この監獄から脱走した者はいないとされており、1979年に公開されたクリント・イーストウッド主演の映画「アルカトラズからの脱出」は、実話に基づいた話ではあるが、劇中最後にも触れられているように脱走者の生存確認はなされておらず、あくまでも”脱走したかも?”という扱いである。
こういった背景があり、本作品でショーン・コネリー演じるジョン・パトリック・メイソンというキャラクターが、アルカトラズ刑務所から歴史上唯一脱獄に成功した男として、物語上伝説の存在として扱われている。
ドン・シンプソン と ジェリー・ブラッカイマー の師弟コンビ最後の作品
本作品は、ドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーが製作を務めているが、このコンビによる最期の作品である。
ドン・シンプソンと、元々その助手であったジェリー・ブラッカイマーの師弟コンビは、1980年代から1990年代にかけて、時代を象徴する大ヒット作を次々と世に送り出してきた。以下が2人が手掛けた作品のリスト。「これ全部この2人が手掛けたの!?」と驚かれるんじゃないだろうか?稀代のヒットメーカーである。
邦題 | 原題 | 公開年 | 製作 |
フラッシュダンス | Flashdance | 1983 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
ビバリーヒルズ・コップ | Beverly Hills Cop | 1984 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
トップ・ガン | Top Gun | 1986 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
ビバリーヒルズ・コップ2 | Beverly Hills Cop II | 1987 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
デイズ・オブ・サンダー | Days of Thunder | 1990 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
サイレントナイト/こんな人質もうこりごり | The Ref | 1994 | ドン・シンプソン(製作総指揮) ジェリー・ブラッカイマー |
バッドボーイズ | Bad Boys | 1995 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
クリムゾン・タイド | Crimson Tide | 1995 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
デンジャラス・マインド/卒業の日まで | Dangerous Minds | 1995 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
ザ・ロック | The Rock | 1996 | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー |
ただし、ドン・シンプソンは、ヒット作を連発しながらも次第にドラックに溺れるようになってしまい、ジェリー・ブラッカイマーは1996年にこの師匠との訣別を決意する。よって本作「ザ・ロック」がコンビを組んだ最後の作品となる。
ドン・シンプソンは本作公開前の1996年1月、ドラッグのオーバードーズを原因と見られる心臓麻痺で死亡してしまい、結果的に本作は遺作にもなってしまう。本作の最後に「この映画をドン・シンプソンとの思い出に捧げる」とクレジットされている。
マイケル・ベイ監督
ジェリー・ブラッカイマーが、ドラッグに溺れて行くドン・シンプソンと入れ替わるように、一時期濃密に手を組んでいた映像作家が、ミュージック・ビデオやTVコマーシャルを手掛けてきたマイケル・ベイ監督である。2人は本作「ザ・ロック」を含めて以下5作品において、製作と監督の立場で手を組むことになる。
邦題 | 原題 | 公開年 | 監督 | 製作 | 世界興行収入 |
バッドボーイズ | Bad Boys | 1995 | マイケル・ベイ | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー | 1億4千1百万ドル |
ザ・ロック | The Rock | 1996 | マイケル・ベイ | ドン・シンプソン ジェリー・ブラッカイマー | 3億3千3百万ドル |
アルマゲドン | Armagedon | 1998 | マイケル・ベイ | ジェリー・ブラッカイマー ゲイル・アン・ハード マイケル・ベイ | 5億5千4百万ドル |
パール・ハーバー | Pearl Harbor | 2001 | マイケル・ベイ | ジェリー・ブラッカイマー マイケル・ベイ | 4億4千9百万ドル |
バッドボーイズ2バッド | Bad Boys II | 2003 | マイケル・ベイ | ジェリー・ブラッカイマー | 2億7千3百万ドル |
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マイケル・ベイ監督が関わった作品は5作とも、ド派手なアクションを基調とした大作で、世界的な大ヒットを記録したのをご確認頂けると思う。
キャスト
本作品のキャストは以下の通りである。
役名 | 俳優 | 役柄 |
ジョン・パトリック・メイソン | ショーン・コネリー | 元SAS隊員。MI6のスパイ |
スタンリー・グッドスピード | ニコラス・ケイジ | FBIの化学兵器専門家 |
フランシス・X・ハメル | エド・ハリス | 海兵隊准将、特殊部隊の指揮官 |
ジェームズ・ウォマック | ジョン・スペンサー | FBI長官 |
トム・バクスター | デヴィッド・モース | 海兵隊少佐、ハメル准将の副官的存在 |
アーネスト・パクストン | ウィリアム・フォーサイス | FBIサンフランシスコ支局長 |
チャールズ・アンダーソン | マイケル・ビーン | 海軍中佐、Navy SEALs指揮官 |
ヘンドリックス | ジョン・C・マッギンリー | 海兵隊大尉 |
フライ | グレゴリー・スポールダー | 海兵隊大尉(ハメルに従うのは初めて) |
ダロウ | トニー・トッド | 海兵隊大尉(ハメルに従うのは初めて) |
クリスプ | ボキーム・ウッドバイン | 海兵隊軍曹 |
マッコイ | スティーヴ・ハリス | 海兵隊二等兵 |
コックス | ブレンダン・ケリー | 海兵隊二等兵 |
シェパード(シェプ) | ダニー・ヌッチ | 海軍中尉、Navy SEALs所属 |
カーラ | ヴァネッサ・マーシル | グッドスピードの婚約者 |
ジェイド・アンジェルー | クレア・フォーラニ | メイソンの娘 |
ハイデン・シンクレア | デヴィッド・グラント | 大統領首席補佐官 |
大統領 | スタンリー・アンダーソン | 大統領 |
アル・クレイマー | スチュアート・ウィルソン | 大将、統合参謀本部議長 |
リンストロム | ハワード・プラット | 大統領補佐官 |
軍事アクション作品だけあって、役名が付いているキャストは結構多い。
商業的成果
この映画の上映時間は135分。標準よりやや長めで、目まぐるしい展開に、体感的には結構ボリューム満点だと感じるのではないだろうか?製作費7,500万ドルに対して、世界興行収入は3億3千5百万ドル。実に4.47倍のリターンである。
この規模で、この割合のリターンを叩き出すのは、文句の付けようのない大ヒット。流石である!
評価
Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)では、68%の支持率を得ている(Rotten Tomatoesは、60%以上が『新鮮』60%未満が『腐っている』という評価)。アクション映画は、より大規模になればなるほどツッコミどころが増えてきて、支持率が上がらないケースが散見されるが、本作は堂々の68%支持と言って良いのではないだろうか?
あらすじ (26分40秒の時点まで)
海兵隊ハメル准将(エド・ハリス)の指揮の下、海兵隊特殊部隊が某国の国境地帯で潜入作戦を展開する。しかし、この部隊は敵国に察知され孤立したために全滅の危機に瀕する。すぐさま救援部隊を差し向けたいハメル准将であったが、潜入部隊の現在地が国境を越えていたために、政治的判断で潜入部隊は見捨てられ置き去りにされてしまう。
こうした隠密作戦は、政治的忖度のために、作戦の存在全体が闇から闇へと葬り去られる。よって、遺族に対する状況報告も補償金の支給もなされることはない。
ハメル准将は、幾度となく繰り返されてきた、こうした国家や軍上層部のやり方、戦死した兵士への処遇に異を唱え、改善を米議会の軍諮問委員会に求めるも成果は得られず。遂に反乱を決意をする。
ベトナムや湾岸戦争の歴戦の勇者であるハメル准将は、海兵隊の中でも英雄視されている。そこで、自身に心酔している選りすぐりの部下たちを集め、海軍の武器庫を巧みに襲撃する。
同胞である守備兵には麻酔銃を使い不要な死者が出ないように細心の注意を払いながらも、遂にはVXガス13セットの奪取に成功する。VXガスとは化学兵器の一種で、都市部で空中散布をすると、一度に大量の市民を死に至らしめるだけの即効性と強い毒性を持つ。
その後ハメル准将の一団は、観光客に紛れてアルカトラズ刑務所の観光ツアーに訪れ、そのまま観光客とガイド81名を人質に取って、アルカトラズ島を武装占拠してしまう。
ハメル准将は、国防総省に集まるFBI長官、大統領補佐官、統合参謀本部に連絡を取り、身代金として1億ドルを要求する。その金の用途は、過去に殉職した83名の海兵隊員の遺族へ恩給として支給し、残りは自身の反乱軍に参加したメンバーへの報償に充てると宣言する。もし40時間以内に支払いがなされなかった場合は、VXガスを小型ミサイルに搭載してサンフランシスコ上空で爆発させ、市民を大量虐殺すると脅す。
統合参謀本部は、あらゆる対抗処置を検討するが、Navy SEALs を密かに潜入させて反乱軍を制圧する作戦が最も現実的であるという結論に達する。しかし、現役を終えて久しいアルカトラズ刑務所には正確な設計図が残されておらず、これが潜入作戦の障害となる。
FBIには、たった1人だけこの建物の表も裏も知り尽くしている男に心当たりがある。ただし、この人物はあらゆる記録からデータを抹殺した、存在しないことになっている危険人物であった。
スタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)はFBIの特別捜査官である。特別捜査官と言っても、現場で事件の捜査に当たる役職ではなく、彼の専門は化学兵器である。日々化学物質の研究を行ったり、国内で発見された化学兵器を安全に解体・解毒するのが任務である。
今日も、空港で発見されたボスニアの難民キャンプ宛の化学兵器入りの小包を、隔離部屋の中で防護服を着て安全に無効化する任務に当たる。ここで、同僚の安直なミスにより絶体絶命の危機に陥るが、グッドスピードの粘りにより、間一髪で化学兵器が屋外に拡散されるのを防ぐことに成功した。
その日はグッドスピードは仕事を早退し、テロリストの卑怯な手口に心を痛めながらも、自宅で何とか今日の緊張を解こうと試みていた。すると同居している婚約者のカーラ(ヴァネッサ・マーシル)も帰宅してきた。そして、二人の子を妊娠したことを告げられる。
この突然の報に狼狽えるグッドスピードであったが、カーラからの強いプッシュもあって、二人は結婚をする方向で今後の人生を考え始める。そんな二人だけの甘い時間を過ごしている時に、FBIから連絡が入り、サンフランシスコへの緊急出動を命じられる。
出動命令の背景を知らないグッドスピードは、この連絡をいつもの緊急出動訓練だと高をくくり、カーラを伴ってサンフランシスコに出張することにしてしまう。
果たしてハメル准将率いる反乱軍は目的を果たすことが出来るのだろうか?国防総省は、ハメル達への対抗措置をどう進めるのだろうか?風雲急を告げるサンフランシスコに呼び出されたグッドスピードとカーラの運命やいかに…?
見どころ (ネタバレなし)
この映画の見どころについて書いてみたいと思います。一言で言うと「ド派手な演出」。これを構成する要素を3つに因数分解して書いてみたいと思います。
どれもネタバレなしで書いていきますので、予習情報として安心して読んでください!
ド派手な演出
この作品の、と言うか、ジェリー・ブラッカイマーとマイケル・ベイのコンビ作品の共通の特徴は、とにかく演出がド派手というのが挙げられる。マイケル・ベイがミュージック・ビデオやTVコマーシャルを手掛けてきた監督なこともあり、各カットを構成する要素や色使い、それらを繋ぎ合わせる編集が非常にスタイリッシュであるのが見どころである。
これは本作や「アルマゲドン」をご覧になって、ご自身の目でお確かめください!
見栄えのする俳優を起用する
上述のド派手な演出を更に加速するために、見栄えのする俳優さんを起用するというのも、マイケル・ベイの特徴であり、本作の見どころでもあります。
これは、ニコラス・ケイジを観ればわかるように、必ずしもイケメンである必要はなくて(失礼!)、デフォルメされたキャラクターが役作りで確立され、画面上で見栄えがするという意味です。
本作で言えば、海兵隊の伝説的な英雄で、厳しい上官であるけれども人格者であるためにシンパも多い海兵隊准将にエド・ハリス。マニアックでちょっと変態が入ってるけど、やる時はやりますよ的な化学兵器の専門家にニコラス・ケイジ。そして伝説の元スパイにショーン・コネリーと。ベタで分かりやすいキャラクターが、ド派手な演出とベストマッチして、思う存分活躍する様を楽しんでください!
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解りやすくてありがたいです!
BGM – サウンドトラック
そして忘れてはならないのがBGM(サントラ)です。マイケル・ベイは、ミュージック・ビデオ出身の監督さんなので、BGM についても分かりやすい曲調を好みます。
映像に合った曲というか、曲に合った映像と言うか、喜怒哀楽全方向で派手目な演出が、音と映像で相乗効果を発揮していくのがこの映画の見どころ(聴きどころ)です。
ハンス・ジマーを筆頭に、ニック・グレニー=スミスとハリー・グレッグソン=ウィリアムズの3人が担当した音楽は、聴き返すと映画のシーンが蘇ります!
まとめ
いかがでしたか?
ドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーというより、正直ジェリー・ブラッカイマーとマイケル・ベイのコンビが世に送り出したアクション大作。両者がコンビを組むことになった経緯と、公開当時のヒットの方程式であったド派手な演出について書いたつもりです。
この作品に対する☆評価ですが、
総合的おススメ度 | 4.0 | ストーリーにキャラが絡み合って面白い |
個人的推し | 4.0 | 主役2人が映画に深みを与えている |
企画 | 3.5 | 反乱物語にThe Rockを掛ける妙味 |
監督 | 3.5 | 高純度のベタ・エンタメ作品! |
脚本 | 3.0 | シンプルで十分 |
演技 | 4.0 | 演技と言うよりもキャラクター作り |
効果 | 4.0 | 存分に映像効果が活躍 |
このような☆の評価にさせて貰いました。
一級のエンタメ作品。ただし、アクションだけで徹頭徹尾押し切るのではなく、キャラクターに深みと癖を持たせることで、ストーリーに深みを持たせる工夫がなされています。後は可能な限り予算を使って、特殊効果とBGMでカラっと仕上げているハリウッド超大作!
とにかく一回観てみても損は無いと思います!