話題の記事続編なのに1作目の質を超えた映画5選

【あらすじ・ネタバレなし】映画ボーン・レガシー(時間軸・続編情報も)

この記事では、2012年公開の映画「ボーン・レガシー」の解説をします。ボーン・シリーズ4作目にして初のスピンオフ作品。主演にジェレミー・レナ―を迎えて、どんな側面的世界観が描かれるのか?

この映画を観るか迷っている方は、後でご提案する ”ジャッジタイム” までお試し視聴する手もあります。これは映画序盤の、作品の世界観と展開が ”見えてくる” 最短のタイミングのことで、作品が気に入らなかった場合に視聴を離脱する目安タイムです。

もし、この映画が気に入らなかった場合でも、このジャッジタイムで観るのを止めちゃえば時間の損切りができます。タイパ向上のための保険みたいなものです。

この映画を初めて観る方のことも考えて、ネタバレなし で、作品の特徴あらすじ(ジャッジタイムまでに限定)、見どころを書いて行きます。この映画の予習情報だとお考えください。

この映画を観るかどうか迷っている人観る前に見どころ情報をチェックしておきたい人ことも考え、ネタバレしないように配慮しています。

本丸のジェイソン・ボーン・シリーズとの違い、関係性、時間軸など、スピンオフ作品ならではの見どころ、魅力を語って行きます!ぜひこの作品の世界に足を踏み入れてみてください!

目次

ジャッジタイム (ネタバレなし)

この映画を観続けるか、見限るかの判断をするジャッジタイムは、

  • 上映開始から41分20秒のタイミングをご提案します!
41分20秒

少し長めですが、振りが丁寧なストーリー構成になっており、この辺りまで観ないとどういう話なのか見えてこないと思います。全体が135分と長めなので、この辺りまで付き合ってから冷静な判断を下しても良いと思います。

概要 (ネタバレなし)

この作品の位置づけ

「ボーン・レガシー」(原題:The Bourne Legacy) は、2012年に公開されたサスペンス・スパイ・アクション作品。ボーン・シリーズの4作目である。ただし、1-3、5作目とは異なり、主演はジェレミー・レナ―で、シリーズ初のスピンオフ作品となっている。

#映画タイトル公開年主演ロバート・ラドラムの原作出版年
1ボーン・アイデンティティ2002マット・デイモンThe Bourne Identity1980
2ボーン・スプレマシー2004マット・デイモンThe Bourne Supremacy1986
3ボーン・アルティメイタム2007マット・デイモンThe Bourne Ultimatum1990
4ボーン・レガシー2012ジェレミー・レナ―The Bourne Legacy 2004
5ジェイソン・ボーン2016マット・デイモン原作無し
ボーン・シリーズの一覧表

エリック・ヴァン・ラストバダー(Eric Van Lustbader) がLudlum Brand の下で執筆。
内容は、原作と映画で全く異なる

上の表にあるように、本作の原作は同名小説「The Bourne Legacy」ということになっている。ただし、両者の内容は全く異なり、映画は完全オリジナル作品だ。これには以下のような背景がある。

ラドラム・ボーン・スタイルの小説シリーズは、原作者のロバート・ラドラムが2001年に亡くなった後も、複数の小説家が遺志を引き継ぎ ”Ludlum Brand” の名のもとに幾つも続編が執筆されている。「The Bourne Legacy」もその一つで、エリック・ヴァン・ラストバダーによって書かれた。このラストバダーによる小説版「The Bourne Legacy」の主人公は、”ジェイソン・ボーン” だ。

死して尚継承される作品って凄い!

2作目「ボーン・スプレマシー」と3作目「ボーン・アルティメイタム」でそれぞれ、3億ドル近く、4億ドル越えの大ヒットを記録したユニバーサルは、当然のことながらマット・デイモンを主演に据えて4作目を企画した。ところが、この前2作をヒットに導いたポール・グリーングラス監督は、2009年に監督辞退を表明。グリーングラス無しでは参画出来ないとマット・デイモンも主演を降りた。

そこで、白羽の矢が立ったのが、これまで脚本面でボーン・シリーズを支えてきたトニー・ギルロイで、彼が監督も兼務することになった(下の表参照)。なお、本作で脚本を共著したダン・ギルロイは、トニー・ギルロイの実弟で、女優レネ・ルッソの夫である。

#作品名公開年製作脚本監督
1ボーン・アイデンティティー
(主演:マット・デイモン)
2002ダグ・リーマン
パトリック・クローリー
リチャード・N・グラッドスタイン
トニー・ギルロイ
ウィリアム・ブレイク・ヘロン
ダグ・リーマン
2ボーン・スプレマシー
(主演:マット・デイモン)
2004パトリック・クローリー
フランク・マーシャル
ポール・L・サンドバーグ
トニー・ギルロイ
ブライアン・ヘルゲランド
ポール・グリーングラス
3ボーン・アルティメイタム
(主演:マット・デイモン)
2007パトリック・クローリー
フランク・マーシャル
ポール・L・サンドバーグ
トニー・ギルロイ
スコット・Z・バーンズ
ジョージ・ノルフィ
ポール・グリーングラス
4ボーン・レガシー
(主演:ジェレミー・レナ―)
2012パトリック・クローリー
フランク・マーシャル
ベン・スミス
ジェフリー・M・ワイナー
トニー・ギルロイ
ダン・ギルロイ
トニー・ギルロイ
5ジェイソン・ボーン
(主演:マット・デイモン)
2016フランク・マーシャル
マット・デイモン
ポール・グリーングラス

グレゴリー・グッドマン
ポール・グリーングラス
クリストファー・ラウズ
ポール・グリーングラス
ボーン・シリーズの製作陣

ちなみに、この「ボーン・レガシー」が製作されている間に、ポール・グリーングラスとマット・デイモンの2人は何をやっていたかと言うと、「グリーン・ゾーン」というイラク戦争を題材にしたスリラー作を撮って、2010年に公開している。こちらは、1億ドルの製作費(ビッグ・バジェット!)に対して、世界興行収入9千5百万ドルの大赤字!

話を元に戻すと、「ボーン・レガシー」は、トニー・ギルロイ色の非常に強い作品だということが、上の表からも良くお解り頂けると思う。上映時間は135分とやや長めで、1億2千5百万ドルの製作費に対して、世界興行収入2億7千6百万ドルだ。売上の絶対額はデカいが、製作費に対するリターンで考えると、大成功とは言えない結果だと思う。

約2.2倍のリターン

スピンオフ作品の難しさ・面白さ

既に述べたようにこの「ボーン・レガシー」は、ボーン・シリーズのスピンオフ作品だ。しかも、これまで劇中に一度も登場したことの無いアーロン・クロス(ジェレミー・レナ―)という新設キャラクターを主人公に据えたストーリーである。

登場はしてたけど、なかなかスポットライトが当たらなかった名脇役をフィーチャーしてみよう!系の鉄板スピンオフ作品とは一線を画す。

よって、正直取っつきにくさがある。なんせ、まずは世界線の設定を説明/理解しなければならないので(この辺りが、上述のジャッジタイムまでの長さとも関係が深い)。

スピンオフ作品だから簡単って訳じゃないのね

一方で、その点を逆手にとって、これまでシリーズで描かれてきた”トレッドストーン”作戦や、”ブラックブライアー”作戦の裏では、こういう人物たちが関係してたのね(被害に遭ってたのね)という側面に思う存分切り込んでいて、スピンオフ作品の自由度を満喫しているとも言える。

時間軸:ジェイソン・ボーン・シリーズとの関係

時間軸的には、前作「ボーン・アルティメイタム」の劇中で、ジェイソン・ボーンがモスクワに出現した6週間後辺りからストーリーが始まる。エズラ・クレイマーCIA長官(スコット・グレン)とパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)が、今後のボーン対策を合意する辺りだ。忘れちゃった人は下の「ボーン・アルティメイタム」のリンクから「あらすじ」をご覧になって頂きたい。

そして、「ボーン・アルティメイタム」のクライマックスであるニューヨークにおける大騒動(ジェイソン・ボーンがニューヨークに出現し、全ての記憶を取り戻しつつ、機密情報がパメラ・ランディの手に渡り告発に繋がって行く)は、「ボーン・レガシー」の割と前半に並行世界線としてサラッと言及され、そのまま過ぎ去って行く。

すなわち、ボーン・レガシーが軸足を置く主たる時間軸は「ボーン・アルティメイタム」より後の時間ということだ。そして、単純に時間軸の観点のみで述べるならば、本作「ボーン・レガシー」の続編は、シリーズ5作目の「ジェイソン・ボーン」となる。

総括すると、一部時間的な重なりはあるものの、1作目から5作目の映画が公開された順番と、ストーリーの時系列は完全に一致する

あわわっち

6作目製作の可能性はゼロでは無いって言われてますよね。

あらすじ (41分20秒の時点まで)

場所はアラスカ、特殊作戦訓練地。工作員のアーロン・クロス(ジェレミー・レナ―)は、雄大な自然の中でたった一人訓練を続けている。時に冷水の川の深くまで素潜りし、指定された物を回収したり、群れで襲ってくる狼を追い払ったり、雪山に登山したり。

そんな時でも欠かせないのが錠剤の摂取だ。常に首から小さな錠剤ボックスをぶら下げており、緑は身体用、青は精神用で、これらは毎日飲む必要がある。

”ブラックブライアー”作戦の存在を新聞にすっぱ抜かれたことに焦った、CIAのエズラ・クレイマー長官(スコット・グレン)は、正攻法の対処方法とは別に、元海軍大将マーク・ターソ(ステイシー・キーチ)を介して、米国調査分析局のリック・バイヤー(エドワード・ノートン)に、この件の火消しを依頼する。

リック・バイヤーは、チームを率いて過去のCIAの秘密作戦を徹底して調査した。その上で、関係者をトカゲの尻尾のように始末することこそが、進行中の作戦への被害を食い止める最善の策だと判断する。

アーロン・クロス(ジェレミー・レナ―)は、2種類の錠剤(緑と青)を補給するため補給小屋へと、リスクを冒してでも大急いで向かう。

ステリシン・モルランタ社は、工作員の定期的な精密検査をアウトソースされている。今日もマルタ・シェアリング博士(レイチェル・ワイズ)が、”No.6”と呼ばれる屈強な黒人工作員の検査を受け持っている。もちろん、この工作員も緑と青の錠剤を服用している。

”トレッドストーン”作戦と”ブラックブライアー”作戦それぞれの最重要関係者アルバート・ハーシュ博士(アルバート・フィニー)とダン・ヒルコット博士(ニール・ブルックス・カミンガム)の関係が世間に露見し、いよいよリック・バイヤー(エドワード・ノートン)は、関係者の抹殺が必要だと意を強くする。

アーロン・クロス(ジェレミー・レナ―)が補給小屋に着くと、そこにも自分と同様の工作員と思しき連絡員が待ち構えていた。錠剤を所望するアーロンに、その連絡員はなかなか薬を差し出さない。

補給小屋は、定期的に無人偵察ドローンが飛来し、補給物資を受け取る代わりに、ここに出入りする工作員の血液サンプルを送る。血液サンプルの送り先はステリシン・モルランタ社だ。アーロンは連絡員に、自分の他に何人の工作員がいるのか尋ねるが、連絡員は口を割らない。

某所で人目を避けて、陸軍中将がリック・バイヤー(エドワード・ノートン)に秘密裏の面談し、何とかアウトカム作戦を再開出来ないかと交渉するが、リック・バイヤーは、これは中止ではなく停止であり、今はリスク回避のための一時停止しか選択肢が無いと会話を打ち切る。

背景には、ジェイソン・ボーンがニューヨークで仕掛けた、過去の作戦の告発があった(前作「ボーン・アルティメイタム」で描かれた通り)。

世界各国で、工作員たちが常用する錠剤が、緑と青の物から黄色の物に切り替えらえ、程なくして彼らは次々と急死する。アメリカ国内でも、パキスタンのカラチでも、韓国のソウルでも。

山小屋では、アーロン・クロスが、悪天候の中にも関わらず飛行体が近づいていることに気付く。アーロンが幸運にも小屋の外に出たタイミングで、飛行体から放たれたミサイルが山小屋を連絡員ごと吹き飛ばした。

飛行体は無人偵察ドローンで、アメリカ軍の物であること、ドローンが追尾するのは工作員の脇腹に埋め込まれたチップから発する電波であることに気付いたアーロン。小屋からダッシュで離れつつ、脇腹に金属製の皿を貼付け、電波の発出を止め、一旦ドローンを振り切る。

追尾方法を赤外線に切り替え、再度近付くドローンを、持っていたライフルで何とか狙撃し撃墜して、急場をしのぐアーロン・クロス(ジェレミー・レナ―)。次なるドローン機が緊急派遣されることを想定し、脇腹のチップを強引にほじくり出し、林の中に急造で仕掛けた罠で捕らえた狼の胃の中に無理やり押し込む。

2機目のドローンは、荒天の中電波探知を頼りにミサイルを発射したため、狼をアーロン・クロスと誤認し、爆撃成功と勘違いして引き上げる。

山小屋の残骸の中から緑と青の錠剤を探すアーロンであったが、爆熱で全て溶解してしまい、補充の薬は得られなかった。

リック・バイヤー(エドワード・ノートン)は回想する。過去にアーロン・クロス(ジェレミー・レナ―)と中東で作戦行動を展開した際に、罪の無い民間人を巻き込む非道徳的作戦行動の是々非々を巡って対立したことがあったのを。

当局に死んだと思わせて一定の時間稼ぎが出来たアーロン・クロス。この後どんな行動を取るのか…?薬は補充できるのか…?リック・バイヤーは、この先作戦をどう後始末しようとしているのか…?アーロンはこの追撃を振り切って生き残ることが出来るのか?

見どころ (ネタバレなし)

ジェレミー・レナ―の演技

皆さんは、本作の主演ジェレミー・レナ―の演技をどんな風にご覧になるんだろう?個人的には好きですね。カッコいいし、渋いです!

調べたら、ジェレミー・レナ―は、1971年1月7日生まれ。マット・デイモンが1970年10月8日生まれなので、日本的な言い方をすると2人は同学年なんですね。なので、別に元々期待してもないですけど、決して俳優を若返らせて製作した作品ではなかった訳です。

唯一難癖を付けるとすると、ジェイミー・レナ―は左利きなんですよね。それがヴィジュアルとして観る者にとても印象に残ると思うんです。その目線で彼がライフルを構える姿を見ると、どうしてもアべンジャーズのホーク・アイが弓矢を構える姿と重なっちゃうんですよね(笑)

スピンオフとしての整合性への工夫

既に述べたように、本作はジェイソン・ボーン・シリーズからのスピンオフ作品です。そして、これも既に述べたように、既存ではない全くの新設キャラクターを主人公に据えたストーリーです。つまり、既存の世界線との整合性を図りながら、新たな世界観の提示に挑戦してます。

実際のところ、これをかなり上手にやってのけていると思う。既存シリーズのファンの方は、その辺りの演出を”なるほどそう来たか!”と楽しめるんじゃないかと思います。

「あらすじ」に述べた範囲に限定して幾つか例を挙げると、

  • たとえば映画冒頭に、アーロン・クロスが静かに水に浮かぶシーンがあるけど、これって完全に「ボーン・アイデンティティー」の冒頭シーンへのオマージュですよね。
  • ”Bourne Legacy”のタイトルロゴの字体も、これまでのシリーズをちゃんと踏襲していますね。
  • ボーン・アルティメイタム」で使われたシーケンスを要所要所で挿入して、既存のストーリーと同一の時間軸を共有している感じが上手に出ています

ストーリーテリングの手法

脚本家のトニー・ギルロイが監督も務めたことで、脚本家ならではのストーリーテリングの手法が散りばめられているように思います。

例えば、映画前半でスコット・グレン扮するエズラ・クレイマーCIA長官が、ステイシー・キーチ扮するマーク・ターソに泣きつきに行くシーンがあります。このシーケンスへの切り替わりにおいて、画面上は「ボーン・アルティメイタム」のサイモン・ロス記者の絵を出し続けながら、音声はスコット・グレンの声による事情説明を被せることで、前作「ボーン・アルティメイタム」を思い出す機会を上手に視聴者に与えてくれてますよね。

様々な技法が適用されているのが素人でも良く解かりました

要所要所で、こうした脚本家ならではの手法がふんだんに出てきますので、余裕がある方はこういうアプローチに注目してご覧になるのも楽しいかも知れません。

カメラワーク

一方でカメラワークですが、ポール・グリーングラス特有の、ハンドカメラ + 静かな手振れとか、ズームからの更なるズームアップによる臨場感、緊張感は鳴りを潜めたように思います。その代わり、結構ベタな構図とカメラワークで、素直に視聴できるような気がします。

割とオーソドックスなカメラワークな気がします

後述しますが出演者が大渋滞するので、このぐらいシンプルでも良いのかも知れません(笑)

大自然の映像

ボーン・シリーズへの新しい要素として、アラスカの大自然の映像というのがあります。ジェイソン・ボーンというキャラクターについては、都会、もしくは集落にひっそりと佇む孤独感が描かれていましたが、アーロン・クロスという新キャラクターについては、大自然で他人と隔絶された環境における孤独感というのが描かれているように思います。

アラスカの大自然が描かれる

この”大自然における孤独感”を下敷きにしながら、緑と青の錠剤だけが頼りという状況を作り出し、この物語の背骨を作ろうとしているのかな?という気がします。皆さんはどんな風にご覧になりますか?

大渋滞のキャスト

これは、本作のような並行進行型スピンオフ作品の宿命なのかも知れませんが、既存作品の多くの登場人物を把握しておく必要が出てきます。「ボーン・アルティメイタム」から引き続いて、シレーっと登場してくる、もしくは言及されるキャストを整理しておきましたので、参考にしてください。

役名役職俳優
エズラ・クレイマーCIA長官スコット・グレン
アルバート・ハーシュトレッドストーンを主導した博士アルバート・フィニー
ノア・ヴォーゼンNYのCIA対テロ極秘調査局の偉い人デヴィッド・ストラザーン
パメラ・ランディCIAで内部告発をした人ジョアン・アレン
ウィリスノア・ヴォーゼンの部下コーリイ・ジョンソン
ボーン・アルティメイタムのキャスト
出演:ジェレミー・レナー, 出演:レイチェル・ワイズ, 出演:エドワード・ノートン, 出演:デニス・ボウトシカリス, 出演:オスカー・アイザック, 出演:ジョアン・アレン, 出演:アルバート・フィニー, 出演:デヴィッド・ストラザーン, 出演:スコット・グレン, Writer:トニー・ギルロイ, Writer:ダン・ギルロイ, 監督:トニー・ギルロイ, プロデュース:フランク・マーシャル, プロデュース:パトリック・クローリー, プロデュース:ジェフリー・M・ワイナー, プロデュース:ベン・スミス

まとめ

この作品に対する☆評価ですが、

総合的おススメ度 3.5特に強くオススメという感じではないです
個人的推し 4.0孤独な悲哀を抱えた主人公の話って好きです
企画 4.5企画としては面白いと思います!
監督 3.5 監督と言うより脚本家かなぁ・・・
脚本 4.0 アラスカの必然性が実は良く解からない
演技 3.5 渋滞感が否めません
効果 4.0 リアリティ高いです!
こんな感じの☆にさせて貰いました

全般的にちょっと低目かも知れませんね。

十分面白い作品ですが、他に優先して観るべき作品は沢山あるかも知れません。時間は限られてますから。

企画としては非常に面白いですけど、脚本、監督。十分練られたのかしら?良く解かりません。キャラクターをもっと掘り下げて貰えば良かったのかなぁ・・・

あわわっち

先入観無しで、普通のアクション映画として楽しめば良いのかも?

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次